下松市観光協会が7月6日、「笠戸ひらめらーめんスープ」の販売を始めた。
地元特産品の認知向上を目的に農業・漁業などの地域資源を活用し、新商品開発に取り組んできた同観光協会。
「笠戸ひらめらーめんスープ」(1人前=108円)は、特産品「笠戸ひらめ」の一夜干し「ひらめきぼし」からだしをとった濃縮スープ。270~300ミリリットルの熱湯で割る。ヒラメのうまみが際立つよう塩ベースの味に仕上げた。試作を繰り返し、2年がかりで商品化にこぎ着けた。
武居製麺が製造する県内産小麦「せときらら」を使った乾麺をセットにした「笠戸ひらめスープラーメンセット」(2人前=470円)も発売する。
下松市観光協会スタッフの柴田博子さんは「ヒラメの上品な味わいを生かしたあっさりした塩味。暑い時期には冷やしラーメンもお薦め。今後は土産店やスーパーなどに販路を広げて、お土産用や自宅用で楽しんでもらえるようにしたい」と話す。
同商品は、同観光協会案内所、ひらめきパーク笠戸島、下松商工会議所、武居製麺で販売する。