地元工務店7社による住宅展示イベント「山口ビルダーズタウン『五郷の杜(ごきょうのもり)』」(周南市大字下上)が7月15日、永源山公園近くで始まる。
主催は、県内の工務店などで構成する「山口県ビルダーズネットワーク」(山口市小郡下郷)。地域密着型工務店の家づくりと技術力を周知し、デザイン、スタイルの異なる7棟の住宅をまとめて比較・検討してもらう。
参加するのは、銘建、原工務店(以上防府市)、建和住宅、安成工務店(以上下関市)、安本建設(岩国市)、タナカホームズ(萩市)、長崎建設(周南市)の7社。住宅は全て、昨年10月に施行された改正建築物省エネ法が示す「ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準」を満たすとともに県産材を使い、地産地消を推進する。
「ZEH基準」は年間の1次エネルギー消費量の収支を「ゼロ」にすることを目指す省エネルギー住宅に対する基準で、2030年から全ての住宅に義務付けられる。
長崎建設の長崎敏夫社長は「気候風土に適した県産木材をふんだんに使い、健康的に過ごせるよう配慮した住宅がそろっている。地元工務店の高い技術力にも注目してもらえれば」と話す。
五郷の杜事務局の森永朋宏さんは「山口で生まれ育った工務店だからつくることができる山口ならではの住宅を見てもらえれば」と呼びかける。
同日から、グランドオープンイベントを開催。キッチンカーが来場する。17日まで。
開催時間は10時~17時。12月17日まで。来場は事前予約制で、予約はホームページで受け付ける。土曜・日曜・祝日は予約なしでの来場も受け付ける。