夏祭り「くだまつ土曜夜市」が8月5日、下松駅南口周辺で開催される。
地元の商店街や連合自治会が主催し、「土曜夜市」「リジュームフェスタ」「星ふる街の夏祭り」と約50年にわたり呼び名を変え続けてきた同イベント。下松駅南口周辺の元町西・本町通を歩行者天国とし、地元の団体や事業者が飲食・縁日ブースなどを出店する。
夏祭りを運営してきた連合自治会は昨年、コロナ禍や関係者の高齢化もありイベントの廃止を発表していたが、その後、下松商工会議所青年部が中心となり実行委員会を立ち上げ、今年4年ぶりに開催することとなった。
当日は、地元飲食店やキッチンカーなどによる飲食ブースのほか、下松中学校生徒による「体験学習ショップ」として、輪投げや射的、ヨーヨー釣りを用意する縁日ブースなど20店が出店する。
イベント実行委員会委員長で下松商工会議所青年部会長の河本寛之さんは「これまで青年部が中心となり30年にわたり笠戸島で開催していたマリンイカダレースも、安全確保などさまざまな理由で今年廃止を決め、寂しい思いをしていたところに夏祭り復活の要望をいただいた。祭りのテーマは『みんなの想(おも)いで紡ぐ くだまつの夏』。地域のみなさんと一緒に、地元に密着した、愛されるお祭りとして続けていきたい」と意気込む。
開催時間は16時~20時。