「なし・ぶどう祭」が8月26日、須磨小学校(周南市須万)グラウンドで開かれる。主催は果樹農家や地域住民で構成する「生きがいのある須金をつくる会」。
須金地区でナシ・ブドウを栽培する果樹農家14軒が運営する観光農園「須金フルーツランド」の営業開始に合わせ、毎年開催してきた同イベント。今年は40回目を迎え、ナシ・ブドウの直売やステージイベントを行う。飲食店も出店する。
ステージでは、当日参加可能なカラオケ大会、音楽ライブ、「梨皮むきゲーム」などを行うほか、須磨小学校が須金フルーツダンスを披露。岩国市のキッズダンスグループもダンスを披露する。木1本分相当のナシ・ブドウが当たる大抽選会も行う。
直売コーナーでは、ナシとブドウを販売。飲食ブースは、「fu do ku kan Bamboo(フウドクウカンバンブー)」(カレー、ジンジャーエール、唐辛子の加工品)、「なかやさんち」(スティック唐揚げ、揚げパン)、「ジェラテリア・クラキチ」(ジェラート、ベーグルサンド)、「お好み焼き やすきゅう」(お好み焼き、焼きそば)、「薪(まき)窯ピッツァフェニーチェ」(ピザ)が出店する。そのほか須磨小学校PTAが「fu do ku kan Bamboo」と「なかやさんち」の商品を使ったコラボカレーパンも販売する。
同イベント実行委員長で福田フルーツパーク(周南市須金、TEL 0834-86-2138)の福田陽一さんは「今年はキッチンカーなどでの販売を手がける飲食店の出店を増やし、ステージでも企画を盛りだくさん用意している。気軽に来場してもらえれば」と話す。
開催時間は17時~21時。
同日営業を開始する観光農園の面積は、ナシ・ブドウ合わせて約30ヘクタール。ナシは二十世紀や豊水、赤梨などを、ブドウは巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどを、14軒がそれぞれ栽培して提供し、果物狩りを楽しんでもらう。
ブドウ狩りは計量販売(1キロ=1,810円~)。ナシ狩りは試食1個と持ち帰り4個を含む入園プラン(1,320円、各園共通)を用意する(一部の園や品種により、計量販売。1キロ=650円~)。