アメリカンレストラン「Manear's Burgers & Peanut Butter Cookies(マニアーズバーガー&ピーナツバタークッキー)」(周南市平和通2、TEL 0834-21-1675)が、平和通にオープンして3カ月がたった。
アメリカで食べたハンバーガーをきっかけにハンバーガーマニアになったという片岡慎也さんと妻・泰子さんが、アメリカ独立記念日の7月4日にオープンした同店。慎也さんは10年間以上、東京の有名店を中心に全国のハンバーガー店を食べ歩き、自宅でもハンバーガー作りに励み、アメリカの食文化や料理を研究したという。
店名は、「愛着」を意味する「mania(マニア)」と「近い」を意味する「near(ニアー)」を合わせた造語。ハンバーガーに愛着を持ってもらい、お客さまにとって近い存在の店になれるようにと意味を込めた。
場所は、平和通り沿い、ラーメン店「第三スター」隣。築約50年の建物を生かした店内は、「オールドアメリカ」をテーマに、アンティーク調のインテリアやポップアート作品を飾る。席数は16席。
ハンバーガーのパテは、赤身と脂身とのバランスもほど良いアメリカンビーフの肩ロースを使い、つなぎは使わず牛肉100パーセントで仕上げる。東京から仕入れているバンズは、甘みがあるソフトな食感が特徴だという。チーズはアメリカ産ナチュラルチーズを使い、具材に合わせてレッドチェダーチーズとコルビージャックチーズを使い分ける。
メニューはハンバーガー(1,200円)、チーズバーガー(1,400円)、アボカドチーズバーガー(1,600円)、ブドウのジャムとクリームチーズの入ったジェリーバーガー(1550円)など15種類以上を用意し、いずれもフレンチフライポテトが付く。ミニハンバーガー「スライダー」(500円)や、スライダーにフレンチフライ、キッズドリンク付きのセット(650円)も販売する。
そのほか、プルドポーク(950円)、BLT(750円)、ジェリー&ピーナツバター(450円)などのサンドイッチや、ケイジャンシュリンプ(800円)、バッファローウイング(660円~)、コールスロー(400円)なども用意する。
アメリカでは定番のクッキーというピーナツバタークッキー(88円)も販売する。泰子さんは「口の中にピーナツの香りが広がり、ほど良い塩味が甘さを引き立てる。このクッキーを初めて食べた時の感動を皆さんにも味わってもらい、おいしさを広めたいとお店の名前にも加えた」と話す。
ドリンクはクリームピーナツバターシェイク(800円)やバニラシェイク(600円)、コーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース、コーヒー、紅茶(以上380円)のほかジントニック(650円)、アメリカワイン(680円~)、アメリカのクラフトビールグースIPA(550円)、ロボットパンダ(880円)などを販売する。
慎也さんは「肉やバンズはもちろん、手作りのBBQソースやアメリカ産のマヨネーズや塩など調味料まで一つ一つにこだわり持って作っている。それが口の中で合わさった時のおいしさを追求していきたい」と話す。
泰子さんは「オープンして3カ月がたち、おいしいと感動してくれるお客さまも多い。多くの人に食べていただき、今度は私たちがハンバーガーマニアなるきっかけを誰かに与えられるようになれれば」と意気込む。
営業時間は、火曜・水曜・木曜=11時~18時30分、金曜・土曜・日曜=11時~19時30分。月曜定休。