下松市のケーブルテレビ局「Kビジョン」(下松市瑞穂町2、TEL 0833-44-4936)が1月1日、オリジナルドラマ「100万$だよ、ウメダくん(仮)全てが予測不能~」を生放送する。
2022年に全国公開した映画「凪の島」をはじめ、エリア内の飲食店をオリジナルドラマで紹介する「たべものがたり元木食堂」や下松フィルム・コミッションの自主映画などの制作を手がけてきた同局。これまで元日の様子を伝える特別番組などを放送してきたが、生ドラマの放送は今回が初の試みとなる。
同ドラマは、正月の生放送特別番組直前のテレビ局で起こるハプニングを描くコメディー。俳優・元木行哉さんを主演に、同局のアナウンサーやスタッフ、これまでドラマや映画の制作を支えてきた地元キャスト含め17人が出演する。脚本・演出は、小説「史上最強の内閣」「都立水商!」、舞台、映画などの脚本を手がける光市在住の室積光さんが担当する。
室積さんは「生放送ならではの演出をいろいろ用意している。ハプニングも起こるかもしれないがそこも楽しんでほしい」と話す。元木さんは「スタッフ・出演者ともにこれまでの蓄積があるからできる生ドラマ。チャレンジだが、テレビの面白さを伝えられたら」と意気込む。
放送は元日18時から30分間を予定する。18時40分からは、視聴者から寄せられたコメントを紹介しながら生ドラマ反省会を放送する。翌2日~5日19時からはドラマと反省会を再編集し再放送を行う。