プログラミング教室「スオウパーティ下松教室」の体験会が2月17日、下松駅近くのレンタルスペース「LINK」(下松市1)で行われた。
運営は、防府市を拠点にITコンサルタントやWEB開発事業を手がける「スオウ」。2019年に防府教室を、翌年には山口教室を立ち上げた。体験会は今年4月に予定する下松教室と下関教室の開校に先立ち開催した。
当日は、地元の小学生3人と保護者が参加。プログラミングツール「Scratch(スクラッチ)」の基礎的な使い方を学んだ後、下松市のマスコットキャラクター「くだまる」を使い、星にあいさつをする「くだまる」や、あらゆる方向に走り回る「くだまる」を捕まえるゲームなどを作った。講師は、同社社長で、東京のIT企業で16年の経験を持つ現役プログラマーの原田哲也さんが務めた。
参加した5年生児童は「いつも遊んでいる簡単なゲームの裏にはこんなに複雑なプログラミングがあると知って驚いた。どのブロックを使えばどう動くのかを頭で考えながら作るのは難しかったが、分かりやすく教えてもらえたので楽しかった」と話す。
2月23日、3月10日・16日にも開催する。
開催時間は10時~10時50分と11時~11時50分の2回。参加無料。事前申し込みが必要。定員は各回4組(要保護者同伴)。申し込みは「スオウパーティ」の公式ホームページで受け付ける。
4月の開校後は、Scratchを使ってゲームやパズル、動画の制作を学べる「初心者コース」を用意し、約2年かけプログラミング技術の習得を図る。対象は小学4年生~6年生。
原田さんは「プログラミングの制作活動を通じて、思考力やプレゼン力などの実務能力が養える。これらのスキルは将来どの職業においても重要になる。興味がある人は気軽に参加してほしい」と呼びかける。