社会人女子バドミントンチーム「ACT SAIKYO(アクト サイキョウ)」の新チーム発表会が5月17日、バドミントン専用体育館「メリーゲートアリーナ」(周南市栗屋)で開かれた。
昨シーズンは、国内最高峰の「S/Jリーグ」で6位となったほか、チームから日本代表に過去最多の4選手が選出された。新戦力として地元柳井商工高校(柳井市)から内定選手として加入した世界ジュニアチャンピオンの田口真彩選手が同リーグで5戦5勝を挙げ、新人賞を獲得するなど力を高めてきた。
今シーズンは、田口選手が同チームに正式加入するほか、日本代表コーチ経験を持つ藤本小春さんを新たにコーチとして迎える。
キャプテンの大澤陽奈選手は「今シーズンは、S/Jリーグ優勝をはじめ、たくさんのタイトルが取れるよう、チームの練習から一人一人の意識を上げ、レベルアップしたい」と誓った。
同チームと地域活性化包括連携協定を締結する、国井益男下松市長と藤井律子周南市長も式に出席し、激励の言葉を送った。
田口選手は「チーム目標であるS/Jリーグ優勝に向け貢献できるよう頑張り、個人目標である全日本総合優勝を目指したい。1年目なので自分らしく思いっきりプレイしたい」と話す。
今シーズンの初戦は、5月25日から始まる日本ランキングサーキット大会(埼玉県)となる。県内では、9月21日に中国地区総合選手権大会が光市総合体育館(光市光井)で、11月2日にS/Jリーグの開幕戦が維新大晃アリーナ(山口市)で開催される。