食とアートがテーマのイベント「周南 海の市」が11月4日、地方卸売市場水産物市場(周南市晴海町)で初開催される。
アートワークショップ「透明キャンバスで『うみ』を描こうデコろう!」(写真提供=周南 海の市)
主催は徳山駅周辺の公共施設を管理運営する共同企業体「周南ツナガルコンソーシアム」。野村緑建(西松原1)とトラストパーク(福岡市)、徳山駅前図書館(周南市御幸通2)を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(東京都渋谷区)で構成する。同イベントは徳山駅南口の活性化と中心市街地のにぎわい創出を目的に初開催。食とアートをテーマに、周南の海の魅力を伝えようと飲食店20組が出店。アートワークショップも行う。
出店者は、タイヨウギョーザ(ギョーザ)、「赤鬼」(焼きめん)、「島食堂ひなた」(ハンバーガー)、「Les Mon Coeur(レ・モンクール)」(スイーツ)、「エスポアやまだや」(酒)、「ピュアライス研究所」(米、野菜)、「大兵食品」(ハンバーガー)、「SABAR」(鯖寿司)、「ダラハラ」(シーフードカレー)など。
アートワークショップ「透明キャンバスで『うみ』を描こうデコろう!」では、コロナ下で使われていたアクリル板を再利用し、参加者に水性ペンで自由に絵を描いてもらう。完成した作品は、イベント終了後に徳山駅南口入り口のガラス面に展示する予定。
同日、徳山ポートビル周辺(築港町)で「第8回周南みなとまつり ミナトのミーツ」も開催する。フグの観察体験やトートバッグ作り、「海岸漂着物で作るクラフトアート体験」などの体験イベントやワークショップを展開。飲食や物販ブースを設け、「竹の第」「ふく処快」「周防コーヒーファクトリー」「田原清香園茶舗」など14組が出店する。ゲストに、「しゅうなんおさかな大使」を務めるお笑い芸人「いかちゃん」を招く。
関連企画として、同日徳山駅南口周辺で開催するマルシェ「おさんぽまーけっと」を含む3会場を巡ってもらう「大漁旗アートスタンプラリー」を行う。
カルチュア・コンビニエンス・クラブの谷本礼央さんは「普段は入る機会の少ない水産物市場で、家族や友達と一緒に周南の海の魅力を存分に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。