徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設(周南市御幸通)で2月3日、開館7周年を記念した「周南きさらぎ文化祭」が始まった。
徳山駅前賑わい交流施設2階に設置する「みんなでつくる周南のウワサ!すごろくマップ」掲示コーナー
2018(平成30)年2月3日に開館した同施設は、毎年2月に記念月間として同イベントを行っている。7回目となる今回は「Like a SHUNAN」をテーマに掲げ、「周南らしさ」「好きなこと」を見つける場として、「すごろくマップ」や巨大迷路づくりなどの参加型企画やマーケット、講演会のほか、市民団体の発表・展示など約15種類の企画を展開する。
16日には、徳山駅北口広場で周南市を中心とした地域の特産品などを販売する「しゅうなん地域マーケット 冬」を開催。地元のパン店やスイーツ店、飲食店、コーヒー店など42ブースが出店する。
21日には、徳山駅北口広場でナイトマーケット「周南夜市」を開催。会場にはちょうちんを飾り、かつて徳山駅前にあった屋台の様子を再現。地元の飲食店や雑貨店など14店が出店し、おでんやピザ、酒、ワイン、台湾スイーツ、雑貨などを販売する。
23日・24日には、徳山駅南口1階「ぞうさんの寄り道 やすむっちゃ」で巨大迷路づくりを開催。敷地面積140平方メートルの会場に、パレットやコンパネを使った迷路を設置し、参加者にペンキで壁に絵を描いたり色を塗ったりして迷路を完成させてもらう。
「みんなでつくる周南のウワサ!すごろくマップ」は、周南市の名所や魅力をすごろくの升に描く企画。14日まで、同館2階に「周南のおすすめスポット」などを自由に投稿できる掲示板を設置している。15日には、イラストレーターのcandela(カンテラ)さんが投稿内容を基に升にイラストを描くライブイベントを開催。完成したすごろくは16日から展示し、来場者がさいころを振って遊ぶことができるようにする。
徳山駅前図書館広報担当者の谷本礼央さんは「周南市の皆さんと一緒に、大人も子どもわくわく楽しめる文化祭にしたい。訪れた人が何か一つでも『ライク』を見つけられる場になれば」と話す。
2月28日まで。