山口県クリエイターズ会議が11月29日、徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設(周南市御幸通2)交流室2で、企業経営にデザインを取り入れる視点を学ぶ「デザイン経営セミナー」を開く。
周南市で開催した「YCC Design Commit(デザインコミット) 2025」の様子。
デザイナーや建築士、カメラマン、飲食店経営者など多様な創作・事業領域の約70人が参加する同団体。毎月の例会や、県内でのイベント企画を通じて、地域の企業とクリエーターが交わる機会づくりに取り組む。
今回のセミナーは、地域で根強い「デザイン=見た目を整える仕事」という認識を見直し、商品開発や組織づくりまでを捉えた「経営資源としてのデザイン」を共有する目的で企画した。同会副会長の吉本昂平さんは「デザインの捉え方が変われば、事業の方向性や発想も変わる。地域の企業にこそ聞いてほしい内容」と話す。
基調講演には、ギフト事業を全国展開する「アデリー」(柳井市柳井)の会長・小野悟さんを迎える。小野さんは創業期からデザインを経営の軸として位置付け、ブランドづくりや組織づくりに取り組んできた。セミナーでは「勝つデザイン・負けるデザイン」をテーマに、事業成長にどうデザインを生かすかについて話す。
後半は、小野さんとアデリーのデザイナーやカメラマン、県内デザイナーらによるパネルディスカッションを行い、企業成長におけるデザインの役割を多角的に議論する。
吉本さんは「経営者やクリエーターはもちろん、多くの人にデザインを活用するきっかけや学びを持ち帰ってもらいたい」と話す。
開催時間は17時30分~19時30分(開場は17時15分)。参加費は1,000円。申し込みはウェブサイトで受け付ける。