周南地域地産・地消推進協議会とJA山口県周南園芸部会いちごグループが12月12日、受験生を応援する「合格いちご」の販売を始める。
同グループは、周南市の新南陽・熊毛地域、光市を中心に15人の生産者がイチゴ栽培に取り組んでいる。栽培面積は約6500平方メートル。2022年から毎年、学問の神様として信仰される菅原道真公を祭る冠天満宮(光市)で合格祈願を受けた「かおりの」などのイチゴ苗を栽培し、「合格いちご」として販売する。
3L(1粒約30グラム)以上のイチゴ約400グラムを、冠天満宮周辺で採れた梅の押し花を添えた「合格祈願梅カード」と共に、絵馬をイメージした五角形の化粧箱に入れて販売する。100セット限定。価格は「一発合格」の語呂に合わせ1,850円。М~2Lサイズのイチゴも「合格いちご」シールを貼ったパッケージで直売所や量販店に並べる。
JA山口県周南統括本部の指導員・藤田徹さんは「これから寒い時期が続き、受験生の体調管理も大変だと思う。栄養価の高いイチゴを食べて、ベストの状態で受験に臨んでほしい」と話す。
化粧箱入り「合格いちご」は、農産物直売所「菜さい来んさい!下松店」(下松市西柳2)のほか、ゆめタウン徳山店・下松店・新南陽店、通販サイト「JAタウン正直やまぐちショップ」で販売する。販売期間は2月28日まで。