出光興産徳山事業所(周南市新宮町)が1月3日、新年恒例の「初荷式」を行い、ガソリンなどを積んだタンクローリーを送り出した。
初荷式は、新年の安全な石油製品やLPGなどの輸送と1年間の無事故を祈願する行事で、同事業所では1957(昭和32)年の操業開始以来続く恒例行事。今年で60回目を迎えた。
式には、徳山事業所の社員のほか、地元の運送会社などでつくる「出光徳山陸上輸送協力会」の関係者ら、約20人が出席。敷地内の宗像神社で安全祈願を行い、テープカットの後、拍手に見送られて「初荷」のタンクローリーが出発した。ガソリン、灯油、軽油、液化石油ガス(LPG)などの燃料油や化学原料を積み込み、各地へ向けて出荷した。
徳山事業所は、出光興産初の製油所として1957(昭和32)年に操業を開始。2014(平成26)年に原油の精製を終了した後は、石油製品やLPGの供給、石油化学製品の生産を担う拠点として、周南コンビナート各社や山口県内、近隣県へのエネルギー供給を支えている。
福島一彦副所長は「輸送協力会の皆さまの支えがあって、操業以来、初荷式を切れ目なく続けてくることができた。情勢が不安定な中だからこそ、安全と安定供給を日々積み重ねていくことがわれわれの使命だと考えている」と話す。