熱気球搭乗体験と防災学習のイベント「ふるさとを未来へつなぐ学びの体験」が3月28日、「三丘ゆめ広場」(周南市安田)で初開催される。
主催は、三丘地区のコミュニティ協議会役員など有志で組織する「三丘フライト・プロジェクト」。同地区は、2018(平成30)年7月に発生した西日本豪雨災害の際、島田川の氾濫により家屋が浸水するなど大きな被害を受けた地域。
同イベント実行委員長で元消防職員の川北真三郎さんは災害当時の記憶がない地元小学生がいることに危機感を抱き、被害の教訓を伝えようと今回のイベントを企画した。電線が少なく、開けた同地区の地形が気球に適していると考え、「遊び」と「防災」を掛け合わせた。
場所は、山口県指定有形文化財「徳修館」裏の小高い丘にある「三丘ゆめ広場」。熱気球を4本のロープで固定し、最大高度30メートルまで浮上する。約5分間のフライトで島田川や水田地帯を一望できる。掲示コーナーでは、過去の被害を記録した写真展示や当時のニュース映像を放映する。
現在、イベント当日の熱気球搭乗者を募集している。川北さんは「三丘ならではの地形を楽しんでもらい、過去にあった災害を思い出す機会として、今後の備えに生かしてほしい」と呼びかける。
開催時間は、午前の部=7時~10時、午後の部=17時30分~20時。搭乗料金は、大人=2,000円、小学生以下=500円。駐車場は三丘市民センターグラウンドに用意する。
予約は同プロジェクト公式LINEで受け付ける。先着順。雨天時、および風速3メートル以上の場合中止。