下松市笠戸島のアウトドア施設「笠戸島家族旅行村」(TEL 0833-52-1001)で9月9日、地元食材を使ったアウトドア料理体験イベント「くだまつアウトドアクッキング」が開かれた。
アウトドア調理やサンセットヨガなどの体験を通じて、笠戸島の景観と地元食材など地域資源の活用とその魅力を発信しようと下松商工会議所ブランドプロジェクト委員会が主催する同イベント。昨年に続き2回目の開催となった。
ハンモックやテントを設置、イベントマークの記されたボードやガーランドなどを用意し、フォトジェニックなシーンを演出した会場には、県内外から30人が集まった。
同委員会の山下圭三委員長が地元食材と「くだまつわんぱくサンド」や「タコとキノコ、アスパラのアヒージョ」などのレシピを説明。その後、参加者はグループに分かれ、色鮮やかに並べられた野菜や魚介など地元食材、食器・テーブルウェアなどを自由に選び、レシピにアレンジを加え調理した。各テーブルでは、おしゃれに盛り付けた料理やスタイリングしたテーブル、試食・交流会の様子をそれぞれ撮影し、写真をインスタグラムやフェイスブックなどSNSを通じ発信した。
広島県から参加した男性は「会場の雰囲気、笠戸島の自然を満喫できた。初めてお会いした方々との交流、協力しながらの調理も楽しかった」と話し、光市から参加した女性は「下松市内でこんなさまざまな食材が作られているのが意外だった。会場やわんぱくサンドもインスタ映えした」と話した。
調理・交流後は、周南で活動するヨガインストラクター高橋栄子さんの指導で、夕焼けを眺めながらのサンセット・ヨガ。心地よい風を感じつつ、笠戸島の魅力を満喫した。