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下松の小学校で「みそ造り」体験 みその種類や発酵の仕組み学ぶ

ミンチ機で大豆をすり潰す小学生

ミンチ機で大豆をすり潰す小学生

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 下松の花岡小学校(下松市末武上)で9月21日、調味料製造会社「シマヤ」(周南市都町、TEL 0834-32-7771)が「みそ造り体験出前授業」を行った。

みそ知り博士から指導を受ける小学生

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 授業は、みそやしょうゆ、風味調味料(だしの素)などを製造する同社が、子どもたちに日本の伝統食である「みそ」について、理解を深め、みそ文化を次世代に継承してもらおうと2011年から県内の小学生を対象に行っている。

 5年生児童約130人は体育館で、「みそ知り博士」に扮(ふん)した社員から、みその種類や効能、歴史、発酵の仕組みなどの説明を受け、実際に麦・米・豆それぞれのみそを味見した。

 その後、児童らは調理室で山口県産の大豆、麦こうじを使ったみそ造りをクラスごとに体験。こうじと塩を混ぜ合わせる「塩きり」作業を行い、すり鉢やミンチ機を使って蒸した大豆をすり潰した。それらを合わせ練り込んで作った「みそ玉」を、空気を抜きながら桶(おけ)に詰め込んだ。

 みそ造りを体験した児童らは「今日のみそは臭いがきつかったけど、できあがりが楽しみ」「みそにいろいろな種類があることが分かった。家のみそも調べてみたい」と話した。

 みそは同社で3カ月間かけて発酵させて完成する。できあがったみそは、調理実習で使うほか、児童に配る予定。

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