下松市笠戸島のホテル「笠戸島ハイツ」(TEL 0833-52-0150)で12月3日、「まるごと笠戸島 in ハイツ」が開かれた。
地元で取れた魚介類や季節の野菜などを販売する朝市「プチ海の駅」を運営する「笠戸島特産品開発グループ」と同ホテルが、特産品の認知度を高め、地元の食を楽しんでもらおうと毎年12月の朝市に合わせて開催する同イベント。
晴天に恵まれた同会場には、同グループが産地化に力を入れる「笠戸島レモン」やたこ飯や瀬戸貝の串焼きなど販売するブースや、魚の触れ合いコーナーなどが並び、ビンゴ大会やラムネの早飲み大会などの催しも行われ、多くの家族連れでにぎわった。主催者発表によると来場者数は700人。
下松市笠戸島は、県内最大の出荷量を誇る養殖トラフグの産地。11時30分からは、その「笠戸ふぐ」を使ったふぐ汁と新米ご飯の振る舞いが行われ、整理券を持った250人が行列を作った。市内からの家族で来場した小学生は「フグがぷりぷりしていて、とてもおいしい」と笑顔を見せた。
「プチ海の駅」は同会場で毎月第1・3日曜に開催。開催時間は9時~。