周南市の鹿野総合体育館(周南市鹿野上)周辺で12月9日、「かの冬花火・銀嶺(ぎんれい)の舞」が開かれる。
昨年の様子(写真提供=「銀嶺の舞」フォトコンテスト最優秀賞 小牧俊一郎)
レーザー光線と音楽をシンクロさせながら打ち上げる花火ショー。今年で25回目を数える同イベントは、周南市鹿野の冬の風物詩として知られ、市内外から多くの人が訪れる。
会場では、「周南の味覚を味わう」をテーマにした飲食・バザーブースを展開するほか、地元の児童・学生によるステージイベントや、地元特産品などが当たる抽選会を行う。
同イベントの開催に合わせ、漢陽寺(鹿野上)では、夜間特別拝観と竹灯籠による参道ライトアップを行う。約100本の竹灯籠を設置し、幻想的な明かりで来場者を出迎える。
同イベント実行委員長の渡辺明彦さんは「約1500発の花火とレーザーが鹿野の澄んだ夜空をロマンチックに彩る。寒さの中で身を寄せながら見る花火も格別なので、ぜひ来場してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は15時30分~、メインイベント「銀嶺の舞」は19時~。漢陽寺特別拝観は17時~19時。拝観料500円。
当日は、防長バスが運行する徳山駅と新南陽駅発の指定バス便を利用した乗客に対し、イベント会場受付で帰りのバス代半額券を配布する。同実行委員会では、公共交通機関の利用を呼び掛けている。