周南市の若葉公園(周南市栄町2)で12月23日、オイルランプを使ったライトアップイベント「周南ランプフェス」が開かれる。
ランプのレンタルやイベントプロデュースを行う「すおうらんぷ」を運営するレンタックス(周南市今泉)や徳山工業高等専門学校デザイン研究部などでつくる「周南ランプフェス・人と街と灯(あか)りプロジェクトチーム」が、「第33回周南冬のツリーまつり」集中イベントの一環として開く同イベント。複数の団体による連携地域づくり活動をサポートする「周南市共創プロジェクト」の採択事業の一環。
当日は同部の学生が松田鉄工所(港町)と共に作ったオリジナルランプ「鉄工ランプ」を含む150個のオイルランプと、コンクリートの廃材やパイプを使ったオブジェや水面に映し出される炎のゆらぎを楽しむオブジェなどで会場を演出する。
同ランプをデザインした佐藤準さんは「地元を代表するステンレスを使い『工業の街・周南』をイメージしたシンボルランプ。会場はLEDのイルミネーションと違った、オイルランプの落ち着いた温かい光でインスタ映えする空間になる」と自信を見せる。
会場には市内飲食店によるブースが出店。イタリア料理店「Kitchen RICO」(みなみ銀座1)は、牛スジのワイン煮込みや子羊の煮込みカレー風味、ホットワイン、ホットウイスキーを、ダイニングバー「Bottai」(清水町2)はピザ窯で焼く焼きたてピザ、各国から取り寄せたビールなどを販売する。
開催時間は17時~21時。