下松市が1月31日、歯科衛生士養成のための専門学校開設を予定する三宅学園(広島市)と、下松市歯科医師会による連携、協力に関する覚書を締結した。
広島市に広島デンタルアカデミー専門学校を展開する同学園。昨年7月に下松市との基本協定を締結し、県内2校目となる歯科衛生士養成専門学校の開設を発表した。2020年4月の開校を目標とする。
同専門学校は3年制で1学年40人、計120人。設置場所は下松駅周辺を予定しており、現在候補地の絞り込みを行っている。
同歯科医師会の原野有正会長は「医師にとって歯科衛生士は右腕的存在。現在、衛生士の人材は不足しており、その養成を担う専門学校がこの下松にできることはとても心強い。歯科医師会でも全面的に協力していきたい」と話す。
同学園の三宅雄次郎理事長は「開学時期が当初予定より1年遅れるが、教育機関としてハード面、ソフト面をより充実させ、地域に望まれる学校を開設したい」と意気込む。