徳山駅前図書館(周南市御幸通2)で3月16日~18日の3日間、「健康ボルダリング&スラックライン」の体験イベントが行われる。
総合化学メーカー「トクヤマ」とコワーキングスペース連携協議会、ライフスタイル協同組合で構成するプロジェクトチーム「ケミカルデザインラボ」が「出会いの化学が周南を変える」を合言葉に、組織や団体の垣根を超え地域の課題や新しい価値の創造に取り組む活動の一環として開く同イベント。周南市の「共創プロジェクト」の支援を受けて実施する。
2020年の東京五輪の正式種目になった「ボルダリング」と、ベルトの上をバランスを取りながら渡る「スラックライン」を、競技としてだけでなく、「健康・医療」「教育・研修」の分野でも有効活用しようと検証する。
未就学児が体験できるボルダリングコーナー(小学生以下は保護者同伴)や高所に設置されたベルトを渡るハイラインの仮想(VR)体験なども実施するほか、17日13時からは、イベントに協力するボルダリング・スラックラインジム「JAPPAAAN」(光市室積)代表の三由野(みよしなお)さんが「ボルダリングとスラックラインが変える健康と教育の現場」をテーマに講演を行う。
三由さんは「ボルダリングやスラックラインは『体幹』を鍛えるスポーツと見られがちだが、どちらかと言えばヨガや座禅、瞑想に近く、健康を保とうとする『脳幹』を刺激する動き。健康や医療、教育の分野でも十分な効果を発揮すると思う」と話す。
実施時間は10時~16時。講演会の体験・講演会共に無料。