暮らす・働く

周南市役所新庁舎の一般開放に800人 6月25日から業務開始

周南市新庁舎外観

周南市新庁舎外観

  • 135

  •  

 周南市は6月3日、5月末に第1期工事が完了した新庁舎の一般開放を行い、約800人の市民らが見学に訪れた。

議場、市章の色合いを再現した議長背面のエメラルドグリーンの壁と青いじゅうたん

[広告]

 老朽化が激しく、耐震強度不足やバリアフリー対応が難しい旧庁舎を取り壊し、110億円の費用をかけ建設される新庁舎。2016年10月から行われた第1期工事では、庁舎棟とシビックプラットホームの一部を建設。7月末から始まる第2期工事では、旧庁舎を取り壊し、周南市児玉町のカフェ店「オレンジカフェ」や市民活動用の会議室が入るシビックプラットホームを2019年3月までに完成させる。

 新庁舎は、延べ床面積は、2万415平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート6階建て(6階は機械室)。新庁舎は、1階から4階までの吹き抜けを中心に、窓口が周囲を取り囲むロの字型の施設構成。白色を基調とした明るい空間に、間仕切りの少ないオープンフロアを採用することで、配置変更にもスムーズに対応する。

 1階フロアは、市民の利用頻度の高い市民課や保険年金課、高齢者支援課などを集約し、複数の行政手続きがワンフロアで完結するように工夫する。2階フロアは、課税課、収納課、住宅課、教育政策課、生涯学習課、学校教育課、観光交流課、文化スポーツ課、上下水道料金センターなど。3階フロアは、商工振興課、農林課、水産課、建築課、区画整理課、公園花とみどり課、河川港湾課、上下水道局など。4階フロアは、市長室をはじめ、広報戦略課、秘書課、防災危機管理課、中心市街地整備課、契約管理課など。5階フロアには、議場をはじめ、議会事務局、会派室、委員会室などが配置される。

 この日見学に訪れた市民は「新しくてきれいな建物に市民として誇りが持てる。職員や議員の皆さんもやる気が出てくるのでは」と話した。

 今月末から8月にかけ順次移転し、6月25日から市民課や会計課などを皮切りに業務を開始する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース