光市内にある虹ケ浜海水浴場(光市虹ケ浜)の東側で、8月12日、海岸の砂でサンドアート(砂像)作りに挑戦する「サンドアート in光」が開かれた。主催はサマーイベント実行委員連絡協議会。
同イベントでは、干潮時に2時間程度出現する干潟を利用し、市内外問わず、家族や学校などグループや個人で砂を素材とした作品を作り、出来栄えを競う。今年で26回目。
今年は、小・中学生、大人、ファミリー・39チーム、300人が参加し、スコップや移植ゴテを用い、限られた時間の中で思い思いの造形を作った。
海辺には、ペンギン、クジラ、城、クラゲ、タコ、恐竜、ヘビ、アニメのキャラクターなど、それぞれ工夫を凝らした力作が並んだ。閉会式では、小学生・中学生・大人・ファミリーの各部上位3チームに、賞品が贈呈された。
実行委員長の田村和民さんは「7月の豪雨災害の影響で大きな行事の中止が相次ぎ、子ども達がさみしがっていると聞き、さまざまな事情を乗り越えて開催を決めた。自然の大きな営みの中で、私たちは生きているということ実感していただけたら」と話す。