環境問題を楽しみながら学ぶ「エコフェス」が9月22日、周南緑地公園内の野球場周辺で開催される。
一般廃棄物収集運搬、産業廃棄物処理、リサイクル、下水道メンテナンス事業などを手掛ける「中特グループ」が企画した同イベントは2014年5月に始まり今年で5回目。昨年から「周南24時間リレーマラソン」と同時開催している。
会場では、ペットボトルでおもちゃやアクセサリーを作る「エコ工作」体験、環境問題について大人から子どもまで学べる「中特クイズラリー」、けん玉やコマ回しなどの昔遊びも体験、ヨーヨー釣り、型抜き、射的などの縁日コーナーやフリーマーケットを展開する。
当日は、家庭や企業から食品を集め生活困窮者へ提供する「フードバンク山口」が、米や茶葉、乾物、麺類、インスタント食品、レトルト食品、飲料などの寄付を呼び掛ける。未開封で賞味期限が明記されており、常温保存できる食品に限る。
不要になった小型家電を回収し、東京オリンピック・パラリンピックの金・銀・銅メダルを作る「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」も行う。携帯電話や電話機、ノートパソコン、ひげそり、電動歯ブラシ、デジタルカメラなど、40センチ×20センチの回収ボックスの投入口に入る小型家電の持参も呼び掛ける。回収は、周南市リサイクル推進課が行う。
イベント担当者は「お片付け相談ブースや環境問題について学べるパネル展示も行い、子どもから大人まで楽しめる内容になっている。気軽に立ち寄ってほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~17時。入場無料。