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光市塩田の捕獲ザル「しおたろう」芸猿デビュー 日本を代表するコンビ目指す

芸猿「しおたろう」と調教師の村崎さん

芸猿「しおたろう」と調教師の村崎さん

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 光市の周防猿まわしの会の芸猿「しおたろう」(推定2歳)が11月18日、大和総合運動公園(光市岩田)で開催される「ひかりふるさとまつり」でデビューする。

ハードルジャンプを決める「しおたろう」

 しおたろうは昨年1月、塩田地区に設置された駆除用のわなで捕獲されたサルのうちの1匹。「殺処分するのは忍びない」と市から相談があり、しおたろうの家族ら6匹を引き取り、会が運営する「阿蘇猿まわし劇場」(熊本県阿蘇郡)や「河口湖猿まわし劇場」(山梨県南都留郡)で飼育し調教された。

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 現在、会が飼育する塩田地区生まれのサルは30頭近くいるが、芸猿デビューを果たすのはしおたろうが初めて。コンビを組む調教師の村崎英二さん(芸名=ぴーすけ)は「野生のため身体能力が高く、飲み込みも早い」と話す。1年半の調教の末、猿まわし芸の基本である立ち居振る舞い、姿勢、立ち回りを習得し、玉乗り、ハードルジャンプを覚えた。

 14日のリハーサルでは村崎さんの指導の下、立ち回りや玉乗り、竹馬、相撲、50センチのハードルジャンプを演じてみせた。村崎さんは「里帰りしたばかりで緊張がほぐれておらず、まだまだ仕上がっていないところもあるが、お披露目に向け練習を頑張り万全な状態で挑みたい」と話す。

 「付き合ってまだ1年ほど。これからもっともっと信頼関係を積み、あうんの呼吸で公演ができるようになりたい。ゆくゆくは光市を、山口県を、日本を代表するコンビになっていければ」と意気込む。

 デビュー公演は11時40分~。同イベントでは、消防車両や自衛隊車両の展示や野菜や特産品の物販コーナー、ミニSL・ふわふわドームなどを設置。ステージではダンスや園児による遊戯を披露。餅まきもある。