周南市銀座通り周辺で11月13日、「第13回YOSAKOIぶち楽市民祭」(よさこいぶちたのしみんさい)が開催された。
山口県立大学のよさこい女性チーム「奄美連合萩組」練り歩き演舞の様子
主催する同祭実行委員会は、徳山商店連合協同組合と山口県よさこい連絡協議会周南支部らが中心となって運営。2004年から始まり、今年で13回目を数える山口県最大規模のよさこいイベント。山口県の方言「ぶち」(超)と「たのしみんさい」(楽しみなさい)から、よさこいを通じて市民と盛り上がろうと「ぶち楽市民祭」と名付けた。
九州や広島県、島根県など県外6県、14チームを含めた47チーム約650人が参加。朝10時30分からJR徳山駅前にある徳山銀座商店街を中心とした3会場でそれぞれ演舞を披露した。銀座通りを歩行者天国にして作られたメイン会場は、大音量とともに披露する各チームの踊りで熱気に包まれ、多くの観客から声援が送られた。
70人のメンバーで参加した山口大学のよさこいチーム「よさこいやっさん!!」の本田拓巳さんは「毎年参加しているが、この祭りはお客さんとの距離も近く、温かい。タイトル通りぶち楽しめるお祭り」と笑顔を見せる。
祭りの終わりには、同イベントの引き受けチームである「くだまつ松笑連」(下松市)、「我ッ彩」(周南市)、「周南誠友会」(周南市)、「周防紅華連」(下松市)、「眞空羽」(周南市)の演舞から参加者全員で踊る「総踊り」で祭りは最高潮に。
実行委員長の林 哲史さんは「県内外から集まってくれた仲間に感謝したい。徳山の商店街はもちろん、参加してくれた各地域とも交流を続けていき、よさこいを通じて地元のまちづくりに貢献できれば」と抱負を話す。
同時開催された女性限定の綱引き大会「綱ガール ~乙女たちの綱引き大会~ 秋の陣」では須々万ブラックエンジェルズが優勝した。