山口県田布施町で2月23日に「いちごまつり」、24日に「牡蠣(カキ)まつり」が開催される。
同町特産のイチゴと馬島産カキをPRしようと毎年この時期に開いている同イベント。来場者からは旬の特産品が安く購入できると人気を集めている。
「いちごまつり」の会場となる田布施地域交流館(田布施町中央南1)の理事で同館マネジャーの鐘突久伸さんは「田布施地域は雨が少なく日照時間が長いため、イチゴ栽培に適している。完熟状態で収穫するため、イチゴ本来の甘さと味が楽しめる」と話す。
当日は「完熟いちご」2000パックを販売するほか、「いちごソフトクリーム」(380円)、「いちご大福」(230円)、「いちご米粉ロールケーキ」(680円)などのスイーツ、「いちご巻きずし」「いちご甘酒」なども販売する。会場では馬島産カキの袋詰め放題企画も用意する。
山口県漁協組合田布施支店(田布施町別府)が主催する「牡蠣まつり」は麻里府グラウンド(旧麻里府小学校・熊毛郡田布施町別府)で行う。
会場では、持ち帰り用に馬島産カキ1000キロを販売するほか、焼きガキ(3個=500円)、地元産魚介を使った炊き込みご飯「漁師飯」と「漁師汁」のセット(500円)の販売も行う。
同町観光協会スタッフは「馬島のカキは臭みがなく、小さな子どもも喜んで食べると評判がよい。蒸し焼きにすると最高。濃厚な味を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は、いちごまつり=8時~、牡蠣まつり=10時~。売り切れ次第終了。