「とくやま胸キュン映画祭」が3月9日、徳山駅前図書館で開催される。
同映画祭は、徳山商工高校の学生らでつくる「とくやま胸キュン映画祭実行委員会」が主催する上映会。昨年9月に開催された周南市市民活動支援センター主催の「市民活動団体・地域団体に向けた駅前図書館活用講座」に参加した。
実行委員であり同校2年の伊藤光彩さんは「卒業後、市外へ旅立つ3年生とともに、街での思い出づくりをしたい」と徳山駅前図書館に協力を仰ぎながら、同映画祭を企画した。昨年12月には、「胸キュン」をテーマに選定した候補4作品の中から、上映作品を決めるアンケート企画を同館で実施。学生ら約100人による投票の結果、女優の桐谷美玲さんが主演を務める映画「ヒロイン失格」の上映が決まった。
幸田もも子さんの人気少女漫画を実写映画化した同作品。思い込みの激しい主人公・松崎はとり(桐谷美玲さん)が、クールな幼なじみの寺坂利太(山崎賢人さん)と学校一のモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎さん)と三角関係を繰り広げるロマンティック・コメディー。
同日13時から、3階交流室で同作品を上映。15時30分から同館3階テラスで、秘めた思いや感謝の気持ちを大声で叫ぶイベント「未成年の主張」を開催するほか、インフォメーションスペースでは同校の開発商品「周南クッキー夢サンド」やポップコーンを販売する。整理券は同館3階カウンターで配布。参加無料。
3月1日から9日まで、3階カウンターで便箋に感謝の気持ちや思いをつづった「ラブレター」を募集。集まった作品は後日冊子にし、同館で閲覧できるようにする。
伊藤さんは「地元徳山で高校最後の思い出づくりに、友達、家族、恋人と一緒に、胸キュンしてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時30分。