下松市上下水道局(山口県下松市大手町3、TEL 0833-41-2150)は12月1日、市のマンホールのふたをデザインしたコレクションカード「マンホールカード」の配布を始める。
下水道がより身近で親しみやすいものとなるようにと、国土交通省や日本下水道協会などで構成する「下水道広報プラットホーム」(GKP)が企画した同カード。参加する全国各地の自治体が特色あるマンホールをコレクションカードとして配布する。4月に第1弾、8月に第2弾としてこれまでに64自治体(74種類)のカードを発行し、第3弾として下松市をはじめ46都市46種類のカードを追加した。山口県内初の取り組みとなる。
同局には星や星座など6種類のデザインマンホールがあるが、「下松市の観光誘致や特産品の知名度アップにつながれば」と笠戸大橋とヒラメがデザインされたマンホールふたを選んだ。カードの表面には下松小学校横の歩道にあるマンホールふたの写真と所在地の緯度経度が記載。裏面には、デザインの由来と笠戸大橋やヒラメの生き造りの写真、上下水道局へのホームページへリンクするQRコードが入っている。
同局の市村真二さんは「下水道は重要なインフラにもかかわらず目に見えづらい存在。唯一住民から見えるマンホールふたをきっかけに下水道に興味を持っていただければ」と話す。
配布時間は8時30分~17時15分。場所は同上下水道局2階窓口。手渡しで1人1枚限定(無料)。