JR下松駅北口近くに11月16日、海鮮炉端と土鍋ご飯の店「EBIS(えびす)」(山口県下松市栄町3、TEL 0833-48-5305)がオープンした。
店内は清潔感のあるオープンキッチンに白い壁、木目調のカウンターやその日のおすすめメニューが書かれた黒板などでカジュアルな雰囲気を演出。席数はカウンター16席、テーブル8席、座敷20席の計44席を設ける。店長の服部頼宜さんは「幼いころ家族で行ったカウンターのある居酒屋で、親と店主とが楽しそうに会話している様子や料理を作っている様子を見てワクワクした記憶がある。お客さんと一緒に作り出す場の雰囲気を大切にしたい」と、カウンター席を多く設けた理由を話す。
メニューは県内各地の漁港や北海道から仕入れた魚介をメインにした炉端焼きと、注文が入ってから炊き上げる土鍋ご飯が中心。「北海道産特大ホタテバター焼き」(1,000円)、「萩産特大鯖の開き干し」(980円)、「車海老塩焼き」(480円)。「真鯛の土鍋ご飯」(1,200円)、「鶏の炊き込み(卵つき)」(980円)や「うにの土鍋ご飯」(2,000円)など、その日の仕入れ状況によって変わる土鍋ご飯も用意する。「30~40分じっくり時間をかけて炊くことにより、ふっくらお米本来の甘みが際立つ」という。
ほかにも「自家製炙(あぶ)りしめ鯖(さば)」(780円)、造り3種盛り(980円)、「ローストビーフの雲丹(うに)のせ」(400円)、「大根の唐揚げ」(380円)など。ドリンクは、「大嶺」(500円)や「東陽美人」(700円)、「金分銅」(600円)など地元山口の日本酒やワイン、焼酎なども数多く用意する。
服部さんは「肩肘張らずに女性や一人さまでも気軽に入れる店になれれば。家族連れでもカウンターに座っていただき会話の弾む店にしたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。