光市にある山口県スポーツ交流村(光市光井2)と周辺海域で「海の日」の7月15日、「海と渚の自然体験フェスティバル」が開かれる。
同イベントは山口県セーリング連盟が主催、日本財団らが進める「海と日本プロジェクト」の一環として開催する。セーリングやマリンスポーツなどの体験活動を通じ、環境保全を啓発するとともに地域活性化を目的とする。
小型のヨットやモーターボートによるクルージング体験、バナナボート、サップなどのマリンスポーツのほか、陸上では、水難事故防止を目的とした着衣泳体験や救急講習、風を帆に受けて陸上を移動するランドセーリングやバケツリレーゲーム、VRによるセーリング疑似体験、貝殻やシーグラスを使ったネイチャークラフトのワークショップなども行う。
会場内では「渚のマルシェ」を開き、塩カフェオレや焼きそば、ピザ、カレー、弁当、かき氷などを販売するほか、海岸に漂着した発泡スチロールなどを使い制作した「動くどうぶつバス」も披露される。
山口県セーリング連盟の中村公俊さんは「マリンスポーツの素晴らしさを実体験してもらいながら、海上事故を防止するためのノウハウも広めていきたい」と話す。同連盟では、熱中症予防のため日焼け止めの使用と肌の露出の少ない服装、濡れてもいいスニーカーなどでの参加を呼び掛けている。
開催時間は10時~15時。各体験の受け付けは9時~。参加料は、小学生以上=500円、小学生未満=200円(海上行事は小学生以上)。