周南市みなみ銀座商店街にあるストレッチ・カフェ店「ほっこりcafe&ストレッチ」が7月5日から、毎週金曜に総菜と酒を提供する「おばんざい de オバンデス」を期間限定で開催している。
商店街店主らでつくる地域活性化グループ「ツナカン(周南市まちをつなげ感動・感謝を広げる会)」主催による飲み歩きイベント「とくやま夢横丁」の一環。毎週金曜の17時から、同店の店先にに赤ちょうちんをともし「おばんざい屋」として、地酒や地元の素材を使った総菜を週替わりで提供する。
同店を運営するPLUME(プリュム)の平井一也さんは「『商店街にともしびを』という思いで始めた『とくやま夢横丁』。今度はイベントとしてではなく、日常の風景として定着させるための第一歩として始めた」と話す。
7月12日の総菜メニューは、鹿野高原豚を使った肉じゃがや夜市産ごぼうのきんぴら、周南ハモの湯引き、須金の農家民宿「fu do ku kan Bamboo」のみそを使った酢みそ、いそむら鮮魚店(中央街)の「アジのなめろう」、粭島ひじきとかぼちゃ煮など10種類を用意する。価格帯は200円~500円。
ドリンクメニューは、原田純米吟醸(はつもみじ)、宝船純米酒(中村酒造)、阿武の鶴純米58(阿武の鶴酒造)、ナネナカ純米無濾過生原酒(中島屋)、防長鶴純米吟醸無濾過生(山縣本店)、特別純米山廃生酒(永山酒造)、山頭火純米吟醸原酒(金光酒造)の山口産の日本酒7種(各、おちょこ一杯=200円)、瓶ビール(500円)、チューハイ(250円)、ソフトドリンク(150円)などを用意する。
平井さんは「初日は、子ども連れから98歳の年配の方までにぎわい、地元のおいしいものが食べられ、うれしいと好評を得た。いろんな年代の人が垣根なく集える場所にしたい。気軽に足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は17時~21時。毎週金曜、8月23日まで(8月16日は休み)。