周南市の新南陽駅前、政所周辺で8月3日、「第45回 サンフェスタしんなんよう」が開催される。主催は新南陽商工会議所。
同イベントは、「同じ地域に住む人々の絆を大切に」をスローガンに住民総参加で作る新南陽地域最大の夏祭り。45回目を迎える今年は、恒例のもみ太鼓や企業みこし、アーティストらによるステージショーなどを開催するほか、市民総踊り「新南陽かぞえ歌」を行う。
祭りのクライマックスには、近くの永源山公園から約2000発の花火が打ち上げられ「永源山の四季」を表現する。「ゆめ花火」は、街なかで打ち上がる唯一の花火として周南市の夏の風物詩となっている。
オープニングパレードには、スリーアローズ吹奏楽団や地元のスポーツ少年団による子どもみこしが参加する。同イベントの伝統行事「もみ太鼓」では、やぐらの上に俵を載せたみこしに太鼓の打ち手の子どもが乗り込み、「フジ新南陽店」の駐車場から新南陽駅前まで練り歩く。「企業みこし」では、企業や団体など7チームが参加する。
新南陽駅前にはステージを設置し、岩国市出身のシンガー・ソングライター原田侑子さんのライブや、スリーアローズ吹奏楽団の演奏、市民総踊り「新南陽かぞえ唄」などを展開する。同駅前周辺やフジ駐車場では、大道芸人・ジャグラーアカグラさんやマジシャンたけるさんによるショーや、新井謙太郎さんによるけん玉体験もある。
まどころ駐車場(周南市政所3)に設置した「政所ふれあい広場」では、周南市出身のシンガー・ソングライター、高橋真実さんや「カルチェラタンエクスプレスオーケストラ」によるバンド演奏やキッズダンス、「しんなんよう吹奏楽倶楽部」の演奏が披露されるほか、焼きそばやかき氷などの飲食店ブースを用意する。
同商工会議所の内山恵太さんは「令和初となるサンフェスタしんなんよう。もみ太鼓や企業みこし、新南陽かぞえ歌など恒例行事をよりパワーアップさせ、真夏にぴったりの熱いお祭りを届けたい」と意気込む。
開催時間は15時30分~22時。花火の開始時間は21時。雨天決行。荒天時は、花火のみ翌日20時に順延。