山口県下松市笠戸島の「国民宿舎 大城」(TEL 0833-52-0138)がグランドオープンして1カ月が過ぎた。
11月1日、地下1階・地上5階建て、オーシャンビューの客室37室を用意し開業。宿泊客以外も宴会場やレストランでのランチビュッフェ、日帰り入浴の利用が可能で連日盛況となっている。
同宿舎管理課長の坪郷秀樹さんによると、「11月は連日満室。この1カ月間は9割が県内からのお客さまで特に周南エリアからの宿泊客が多かった。年末年始まで満室状態で、広島など県外からの宿泊客も増えている」と話す。売店の売り上げのほか、水面と海が一体化したような広がりを見せる大城温泉「潮騒(しおさい)の湯」の日帰り入浴も好調という。
ランチビュッフェは営業開始の11時には順番待ちの客でにぎわう。肉や魚のメイン料理を注文し、前菜やパスタ、デザートなどをビュッフェスタイルで提供する。メイン料理は「ヒラメのロースト」(1,620円)、ヒラメの刺し身やたたき、えんがわの漬けなどの「ヒラメの食べくらべプレート」(1,890円)、「ステーキプレート」(2,160円)など。ビュッフェメニューは日によって替わり、取材日のメニューは「牛肉とキノコのパスタ」「鶏肉のトマト煮」「ローストポーク」「ちらしずし」などが用意されていた。
市内から友人7人で来店したという60代の女性は「2回目の来店。瀬戸内海のきれいな景色とおいしい料理の両方が楽しめる」と満足する。
ランチビュッフェの営業時間は11時~14時30分。温泉施設の利用は11時~17時(受け付けは16時まで)で、大人700円(市内在住在勤者は590円)。