サブカルイベント「萌(も)えサミット9」が10月13日、周南の徳山駅周辺・中心市街地商店街で開催される。
周南市を漫画・アニメなどのサブカルチャーで盛り上げようと2011(平成23)年から毎年開催する同イベント。前回のイベントでは、全国から約400組のコスプレイヤーが来場、思い思いのキャラクターに扮(ふん)し街中をにぎわせた。
今回は、みなみ銀座商店街をメーンストリートとし、JR徳山駅構内、徳山駅前図書館、屋内駐車場「ピピ510」(糀町1)、ライブ会場「RISING HALL」(銀南街49)などでトークショーやライブ、eスポーツ大会、痛車やプラモデル、イラストの展示、同人誌即売会を行う。
ピピ510・Lホールでは、下地さんをはじめ、下松市出身で映画「ウルトラマンR/B」のメイン監督・武居正能さんや特撮スーツアクターで俳優の喜多川2tom(きたがわつとむ)さん、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のプロデューサー・細山田水紀さん、周南市出身の声優・佐倉薫さんなどによるトークショーを行い、Mホールでは「ぷよぷよeスポーツ」大会、Sホールでは同人誌即売会を展開する。
JR徳山駅では、アニメ「アイカツ!アイドルカツドウ!」の大空あかり役や「アイドルマスター・シンデレラガールズ」の中野有香役などを演じた声優の下地紫野さんが「一日駅長」を務め、発車アナウンスを行う。車内ではコスプレ姿での撮影でき、「萌えドクターイエロー」のみこしも展示される。
RISING HALLでは、下松市出身のギタリスト・ボーカロイドプロデューサー「164(イチロクヨン)」や、アイドルグループ「HAUHAI」「究極少女カラットライブ」「さにーぷれいすライブ」「Yamakatsu」などによるライブ「萌えドルフェス」を行う。
徳山駅前図書館2階インフォメーションスペースでは、昨年、第25回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞し、ライトノベル「ふしぎ荘で夕食を~幽霊、ときどき、カレーライス~」で小説家デビューを果たした下松市出身の村谷由香里さんや漫画および連続ドラマ化した小説「都立水商!」の著者で光市出身の俳優・室積光さん、山口市在住の造型師・毒島孝牧さんによるトークショーを行う。お薦めの本を紹介する書評対決「ビブリオバトル」もある。
同日、徳山駅と徳山港フェリーターミナルとその周辺では、周南みなとまつりの集中イベント「ミナトのミーツ」も同時開催する。
イベント実行委員会代表の今治総一郎さんは「今回はミナトのミーツとの同時開催ということで、『オタク』と呼ばれていない一般の方にも足を運んでもらえるいい機会。武居監督や『164』さんなど、多方面で活躍する地元クリエイターのトークショーやライブもあり、サブカルチャーの面白さを周南市で満喫していただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~。「ピピ510」のイベントには共通パスポート(1,000円)が必要。「RISING HALL」は共通パスポート(1,000円)と別途600円(ドリンク代)が必要。パスポートは各会場や「まちのポート」(みなみ銀座1、TEL 0834-22-8691)などで販売する。