東京2020オリンピックの事前キャンプとして現在来日中のベトナム女子バドミントンチームのグエン トゥイ リン選手が9月25日、下松市の豊井小学校(東豊井)を訪問した。
バドミントンチーム「ACT SAIKYO」との強化合宿の様子
西京銀行の女子実業団バドミントンチーム「ACT SAIKYO(アクトサイキョウ)」との強化合宿のため、9月16日から下松に滞在しているグエン選手。この日は徳山大学のベトナム人留学生5人と西京銀行の実業団バドミントンチーム「ACT SAIKYO」の今井優歩選手らと共に学校を訪れ、同校の2年~4年生の児童24人と交流を楽しんだ。
体育館では、重りの付いた羽根を蹴り合うベトナムの国民的スポーツ「ダーカウ」やバドミントンを体験。グエン選手と今井選手のペアチームと対戦した児童は「思っていたより強かった。ラリーが少し続いてうれしかった。あまりバドミントンはしたことはなかったが、またやってみたい」と話した。
その後、グエン選手と留学生らは児童たちと机を並べながら、給食にも参加。「好きな食べ物はなんですか」と質問されたグエン選手は「すし」と答え、女子児童は「ミートゥー(me, too)」とほほ笑んだ。
グエン選手は「おいしい給食を用意していただき感謝している。下松の子どもたちは、元気で行儀がよくて驚いた」と話した。
グエン選手は、9月28日まで「ACT SAIKYO」の選手らと合同練習を行い、帰国する予定。