バドミントンの国内最高峰リーグ「S/Jリーグ 山口大会」が12月14日、光市総合体育館(光市光井)で開かれ、西京銀行(周南市)が支援する女子実業団チーム「ACT SAIKYO」が勝利を収めた。
同リーグは、国内の男女トップ10チームによる団体戦で、5チームずつ2ブロックに分かれ総当たり戦を行う。ブロック最終戦となったこの日は、男子・三菱自動車京都対JR北海道戦と女子・ACT SAIKYO対広島ガス戦が行われた。
ACT SAIKYOは、ここまで女子Jブロックを1勝2敗と負け越し、対する広島ガスは3連敗中と両チーム、トップリーグの生き残りをかけた重要な一戦となった。会場は、そろいの黄色いTシャツでACT SAIKYOを応援する地元サポーターと、お隣広島から駆け付けた広島ガスサポーターによる、熱烈な応援合戦で会場は盛り上がりを見せた。
第1試合のダブルスではACT SAIKYOの中村麻裕・重田美空ペアが第1ゲーム21-9、第2ゲーム21-18と勝利。続くシングルでは主将の齋藤栞選手が第1ゲーム21-10、第2ゲーム21-19と広島ガスを振り切り、チームの勝利を確定。第3試合のダブルスでは柏原みき・加藤美幸ペアがフルセットまで持ち込むも、惜しくも敗れたが、2-1でACT SAIKYOが勝利した。
ACT SAIKYOはJブロックを2勝2敗の成績で3位を確定。今月20日に富山県で開催されるS/Jリーグ順位決定戦で、Sブロック3位のヨネックスとリーグ5・6位決定戦を戦う。