徳山駅前図書館や徳山動物園、周南市美術博物館など周南市の文化関連施設は3月3日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のため臨時休館となった。
各施設、臨時休館は3月15日までとしているが、状況により、期間の延長もある。
徳山駅前図書館をはじめとする市内図書館6館も朝から一斉に休館となった。一部営業中のエリアを持つ徳山駅前図書館では、図書館の書架スペースや閲覧エリアに入場制限を設ける。スタッフは、休館を知らずに来館した利用者への説明など、対応に追われていた。
営業中の蔦屋書店やスターバックスでは入り口に消毒液の設置、カフェスペースでは濃厚接触を減らすため座席数を減らし感染予防に努めていた。本の返却は、市内図書館などに設置する返却ポストでの返却も可能だが、開館後の返却を呼び掛けている。
周南市美術博物館では、14日・15日に予定されていた第19回書游会展は中止。開催中だった収蔵品展「The コレクション展~美博のとっておき作品特集」は、臨時休館明けの17日~22日の開催を予定する。
徳山動物園では休園日明けの4日から臨時休園。20日に開催予定だった「開園60周年記念式典・トークイベント」の延期もすでに発表している。