下松市が4月15日、ユーチューブに公式チャンネルを開設した。
「『したまつ』『しもまつ』『げまつ』と呼ばないで」と呼び掛けるくだまる
文字や写真だけでは伝わりづらい市政情報や市の魅力を効果的に発信しようと開設した。4月28日現在、移住促進のPR動画「ばっちこい!下松」を始め、市への移住者と市出身者による対談や国井益雄市長による新型コロナウイルスの感染拡大予防に向けたメッセージなど8本の動画を配信している。
市公式キャラクター「くだまる」が市の魅力を紹介する動画では、難読である「くだまつし」の読み方や特産品の「笠戸ひらめ」や下松市の奇祭と呼ばれる「きつねの嫁入り」などを紹介する。
対談動画では、昨年春に下松市に移住した俳優・元木行哉さんと、下松市出身で現在東京で企業研修講師を務める毎田亜由美さんが「暮らすまち」と「ふるさと」についてそれぞれの立場から市の魅力を語り合っている。
公式チャンネルを管理する市の担当者は「新型コロナの影響で、ゴールデンウィークに自宅で過ごす市民の皆さんや帰省できない人たちに見てほしい。下松の魅力を知ってもらうとともに、心を和ませてもらえれば」と話す。