現在休業中の周南市のライブハウス「RISING HALL(ライジングホール)」(銀南街)と「LIVE rise SHUNAN(ライブライズ周南)」(新町2)が4月13日、オンラインストアとユーチューブ公式チャンネルを開設した。
2015(平成27)年11月に映画館跡にオープンした「RISING HALL」(客席550人)とPH通りにある「LIVE rise(ライブライズ)」(客席250人)。県内最大級のライブハウスとして「Dragon Ash」「ゲスの極み乙女。」「MAN WITH A MISSION」「WANIMA」など、メジャーアーティストからインディーズバンドまで多数出演してきた。
4月2日から新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業を自粛している両ライブハウス。ライブが開催できない日々を乗り越えようと、オリジナルグッズを製作しオンラインストアで販売。同時にユーチューブ公式チャンネルを立ち上げ、支援を求める。
オンラインストアでは、地元アイドルグループ「Yamakatsu」や山口県出身のライブカメラマン「MASANORI FUJIKAWA」などのコラボ商品や、両ライブハウスにゆかりのあるイラストレーターによるトートバッグなどを販売。スタッフがデザインした「バーカンで待ってます」や「地下でまた会いましょう」などの営業再開を期待するメッセージTシャツも用意する。
ユーチューブ公式チャンネルでは、スタッフによるトークショーや自宅紹介を公開。今後はライブハウスでミュージックビデオを撮影し、公開する予定。
「ライブライズ周南」店長の「ピッコロ」さんは「オンラインストアではすでに完売したコラボ商品もあり、購入したお客さんから再開を待ちわびたメッセージもいただいている。なかなか先が見えない状況だが、情熱や活気であふれたライブが開催できる日を目指して頑張っていきたい」と意気込む。
休業は5月31日までを予定している。