徳山大学地域共創センター(周南市学園台、TEL 0834-28-5395)が5月21日、周南広域に住む外国人を対象に「オンライン日本語教室」を開設する。
これまで、ボランティア団体「日本語クラブ周南」が、県内に在住する外国人に対し「外国人のための日本語講座」を市内公共施設で行っていたが、新型コロナウイルスの影響で開催できずにいた。徳山大学経済学准教授の立部文崇さんが同クラブで講師をしていたことから、オンライン授業の環境が整っている徳山大学が支援することになった。
「オンライン日本語教室」は、日本人のボランティア自宅のパソコンやスマートフォンを使い、無料で受講できる。同ボランティア団体の石井和江さんと、立部さんが講師を務め、初級者と上級者のグループに分かれ、日本語を使いながら受講者らの交流を図る。
現在、外国人のほかに国際交流の場として日本人も募集しており、すでに14人から問い合わせがあったという。
同大学地域共創センターの岡本直也さんは「これを機に、おしゃべりの場として新たなコミュニティーを築いていきたい。受講者もまだまだ募集しているので、気軽に参加していただけたら」と呼び掛ける。
受講期間は、毎週木曜(19時~20時30分)、9月末までを予定している。申し込みはメール(tu_rcc01@tokuyama-u.ac.jp)で受け付ける。