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周南料飲組合がコロナ終息後に使う「未来チケット」販売へ アプリ版「さきめし」も

「やまぐち飲食店未来チケット」を手にPRする平井さん

「やまぐち飲食店未来チケット」を手にPRする平井さん

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 周南料飲組合は5月18日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地元飲食店や宿泊施設などを先払いチケットで応援する「やまぐち飲食店未来チケット」の販売を始めた。

先払いチケット「やまぐち飲食店未来チケット」

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 広島市を始点に全国に広がりつつある同プロジェクト。防府市の飲食店店主らからの呼び掛けに、同組合が応じ、周南版を立ち上げた。来店できなくても「将来食べに行く」ことを想定した前払いチケットで、1枚2,000円。名刺サイズのチケットの裏に、参加店が店の印を押すなどして、それぞれ発行する。

 現在の参加店舗は、「BAR 海Dining」「Bar Nina」「EST! EST! EST!!!」「HAND’s」「アオゾラテーブル」「おきな」「スタンド ウィズミー」「ぱおいち食堂」「ふじやま」「ほっこりcafe&ストレッチ」「みの幸」「ラウンジ 茅の」「ラバーズ」「レストランバー ボンズ」「わやや亭」「居酒屋ちゃいご来」「九州居酒屋 克」「鶏そばカヲル」「竹の第」「和ダイニング 美やび」「津々浦々」など、約50店舗。各店舗25枚(5万円分)を用意。すでに完売し、追加する店もある。

 チケットは、参加店や徳山駅前図書館2階の蔦屋書店カウンターで販売する。購入したチケットは、店舗が廃業しない限り、無期限で利用できる。

 同組合は、徳山賑(にぎ)わい交流施設とも連携し、飲食費先払いアプリ「ごちめし」を使ったサービス「周南さきめし」も行う。「周南さきめし」公式ホームページもしくは、アプリ内の参加店舗一覧から応援したい店舗のメニューを選んでアプリ内で決済をし、終息後来店して注文したメニューを利用する。利用期限は6カ月間。

 周南料飲組合事務局の平井一也さんは「飲食店に限らず、宿泊施設などにも声をかけ支援の輪を広げていきたい。自粛が明けて、人通りは戻りつつあるが、元のようになるまでまだ時間はかかる。皆さんが心置きなく足を運べるようになるまで、このチケットで飲食店を支えていただけたら」と呼び掛ける。

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