周南市銀南街にビストロフレンチ「57eme(ゴジュウナナ・エメ)」(TEL 0834-33-8330)がオープンして3カ月がたった。
場所は銀南街けやき通りビル2階。同場所で2012(平成24)年からビストロ「un verre(アンヴェール)」を営んでいた藤井孝二郎さんが「もっと気軽にフランス料理を楽しんでほしい」と店名や店舗内装などを一新、これまで予約のみだったランチの通常営業もスタートさせた。
店名の「57eme」はフランス語で57番目の意味で、住所の番地から名付けた。店内は、カウンター7席、テーブル14席の計21席。これまで青い壁をアクセントに白と黒を基調としたシックな雰囲気から、白とグレーの壁に木目のカウンターやテーブルなどを配置し、より明るくカジュアルにリノベーションした。
ランチメニューは、前菜盛り合わせと肉料理のコース(パン・デザート・ドリンク付き=1500円~)と、前菜盛り合わせと自家製生パスタのコース(パン・デザート・ドリンク付き=1700円~)、スパイスキーマカレー半熟卵のせ(ドリンク付き=900円)など。3,500円のランチコースもあるが、2日前の予約が必要。
取材したこの日のメニューは、前菜に若鳥のバロティーヌ、石鯛(イシダイ)のマリネ、ビシソワーズなどの盛り合わせに、肉料理は萩産むつみ豚のポワレ・シェリービネガーのソースなど。
藤井さんは「4月5日のオープン後、すぐに新型コロナの影響でテークアウトのみとなったが、これまでの常連さんに支えてもらった。6月1日のランチ再開後からは、SNSなどで知った新しいお客さまにもご来店いただき、リピーターも増えてきた。これからも気軽に来店できるお店を目指したい」と話す。
ランチの営業時間は11時30分~14時30分。ディナーは現在、予約制のコース(3,500円~)のみだが、7月上旬からの通常営業を予定する。