周南経済新聞の2020年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、5月22日に配信した下松の模型愛好家が大量のプラモデルを譲り受け、ツイッターで話題となった記事だった。
模型同好会「下松模型交流会」代表の河村直明さんが故人から譲り受けたミリタリープラモデル655個を、倉庫に所狭しと高く積み上げた写真とともに、その経緯やSNSでの反応、今後の行方などを伝えた記事。SNSなどでは、プラモデル愛好家のうらやむ声やコレクターの遺品問題など、多くの反響が寄せられた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 下松の模型愛好家がミリタリープラモデル655個譲り受け ツイッターで話題に(5/22)
2. 周南・ドライブスルー方式で弁当販売 観光コンベンション協会らが企画(5/1)
3. 光・室積の漁港前に大衆食堂「室積市場食堂」 鍋焼きうどんやカレー提供(6/5)
4. 周南エリアの「ゆめタウン」専門店街が臨時休業へ 食料品など直営店は営業継続(4/24)
5. 下松の中華そば専門店「紅蘭」がテークアウト販売始める 店内飲食は休止へ(4/10)
6. 周南緑地公園で「周南ドライブスルーランチ」 出店数と弁当個数が前回の倍に(5/14)
7. 光市、虹ケ浜・室積の両海水浴場開設断念 周南の海水浴場すべて閉鎖に(6/19)
8. 岩国・獺祭の「旭酒造」が消毒用エタノール アルコールメーカーとして責務果たす(5/30)
9. 周南・YICキャリアデザイン専門学校、学生募集を停止 授業は2022年3月まで(6/17)
10. 周南エリアで「エール飯プロジェクト」 SNSで飲食店のテークアウト情報を共有(4/16)
下松・徳山・新南陽ゆめタウン専門街の臨時休業(4位)や周南エリアの海水浴場閉鎖(7位)など新型コロナウイルス感染拡大に関する暗いニュースが続く中なか、「周南ドライブスルーランチ」(2位、6位)、「周南エリアエール飯」(10位)と、大きな打撃を受けた飲食店を市民が支えるプロジェクトの記事がランクインした。
「ウィズコロナ」「アフターコロナ」を見据えた新しい活動が見られる周南エリア。下半期も「街の記録係」として、周南エリアのハッピーニュースを中心にいち早く届けていきたい。