![オンラインマルシェをPRする内山さん(左)](https://images.keizai.biz/shunan_keizai/headline/1594210724_photo.jpg)
周南市のまちづくり会社「まちあい徳山」が7月11日、「Tokuyamap オンラインマルシェ」を開催する。
商店街などの地域活性化に取り組む同社が、新型コロナウイルス感染症拡大により影響を受けている県内の事業者を応援するため企画した。
同企画は、オンライン会議ツール「Remo(レモ)」を使ったオンラインマルシェ。出店者それぞれに用意されたブースで商品を紹介。参加者は、出店者との対話を楽しみながら、オンライン上で商品を購入することができる。各ブースの滞在時間は約15分で、経過すると参加者は別のブースに移動する。
出店者は、地元事業者ら4組。周南市須金でナシやブドウなどを栽培する農園「福田フルーツパーク」はフルーツジャムを販売、施設内で体験できるアーチェリーやバーベキューなどの利用を呼び掛ける。コーヒー豆焙煎(ばいせん)店「ミルトンコーヒーロースタリー」は「水出しアイスコーヒー」を、「フルーツ発酵ショコラ」専門店「Kaminomi Cacao Bio piscine(カミノミカカオ ビオ ピシーヌ)」はカカオの豆と発酵果汁を使ったカカオフルーツチョコレートを、萩市の農園「モディファーム」は桃の詰め合わせを販売する。
同社の内山美保さんは「自粛解除はされたが、まだ県内外の移動が難しい状況の中、家にいながら、県内の魅力を知ってもらうきっかけになれば。コロナが落ち着いたら、実際に店に足を運んでもらい観光を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
同社が運営するウェブメディア「Tokuyamap」で事前申し込みが必要。
開催時間は10時~11時30分。参加無料。