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下松で英国向け高速鉄道車両の昼間陸送イベント 「ものづくりのまち」をアピール

高速鉄道車両

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 下松市は3月5日、日立製作所笠戸事業所が製造する英国向け高速鉄道車両の昼間陸送イベントを開催する。

船積みの様子

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 通常は交通量の少ない深夜に一部規制を行い鉄道車両を移動するが、同市が「ものづくりのまち」をアピールするため、日立製作所協力の下、昼間陸送イベントとして開催する。

 今回、陸送するのは英国運輸省の都市間高速鉄道計画(IEP:Intercity Express Programme)向け車両Class800シリーズ。受注した866両(122編成)のうち76両(12編成)を笠戸事業所で製造し英国まで海上輸送する。

 車両は同事業所を14時に出発し、下松地場産業団地交差点を左折。国道188号線を経由し、県道366号線を進む。下松駅前交差点などを通過し、第2公共ふ頭入り口交差点を左折。到着地は下松市第2公共岸壁前。約4キロの道のりを40分掛けて移動する。

 IEP車両を積載したトレーラーの通過に合わせ、信号機の操作を行い警察官による誘導が行われる。左折する2カ所の交差点では通過に合わせ約5分間、全面通行止めをする。

 観覧エリアは第2公共ふ頭入り口交差点付近に用意、下松市市民運動場を臨時駐車場とし開放する。

 下松市産業観光課の同イベント担当者は「全国的にも類を見ないイベント。市民の方もなかなか見るチャンスがないと思う。これを機に『ものづくりのまち下松』の魅力を内外にアピールしていきたい」と話す。

 同イベントは今回のみ。海上輸送船の入港・同日の船積みはない。詳細については今後、市のホームページなどで告知する。

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