「徳山あちこちマルシェ」「クリエイティブキッズキャンプ」などのイベント団体8組が8月8日、周南の徳山商店街と徳山駅周辺でイベントを同時開催する。
徳山駅周辺の回遊性を高めようと定期的に開催している「徳山あちこちマルシェ」実行委員会が、新型コロナウイルスの影響でイベントを中止している現状を受け、イベント団体らに合同開催を呼び掛け、7団体がこれに賛同。各所で「新しい生活様式」に合った小規模イベントを同時開催することになった。
参加するイベント団体は、「徳山あちこちマルシェ」「クリエイティブキッズキャンプ」「徳山駅前ミニビアフェス」「トコトコ森のSHOP」「Maison Lotus(メゾンロータス)」「Tokuyamapガーデン」と周南料飲組合、中央街商業協同組合。
「徳山あちこちマルシェ」は出店舗を6組に絞り、徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設2階インフォメーションスペースで開催。
徳山駅前賑わい交流施設3階交流室2では、「クリエイティブキッズキャンプ」が4種類のプログラミング体験ができるワークショップを開催。公式ホームページから事前申し込みが必要となる。
徳山駅前の芝生広場「ポケットパーク」では、3種の地元クラフトビールが飲み比べできる「徳山駅前ミニビアフェス」を開催する。料金は、1杯チケット=600円、3杯チケット=1,600円。
徳山駅前の甘栗販売店「天津閣」(周南市千代田町)前では、周南料飲組合が「周南駅近弁・料飲組合祭」を開催。地元飲食店12店舗が、ビールに合う総菜などを用意する。
銀南街商店街・中央アーケードでは、「夏のMaison Lotus」を開催。服飾雑貨のフリーマーケットや飲食店など4店舗によるカレーやコーヒー、アクセサリーの販売もある。
同イベントでは、新型コロナウイルスの感染予防対策として、来場者などにマスクの着用を呼び掛け、出店者の間隔を空けるなど3密にならない会場づくりを行う。
「徳山あちこちマルシェ」と「徳山駅前ビアフェスディバル」の実行委員長を務める石田俊介さんは「このイベントを通して、コロナ禍におけるイベントのあり方、対策を学んで次回以降の糧にしていきたい。街がちょっとずつ元気になっていく様子を中心市街地のあちこちを巡りながら感じていただけたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は、徳山あちこちマルシェ=10時30分~14時30分、クリエイティブキッズキャンプ=10時~15時、徳山駅前ミニビアフェス=10時30分~17時、周南駅地下弁・料飲組合祭=10時30分~14時。