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柳井の金魚ちょうちん職人が「アマビエちょうちん」開発 新型コロナ収束願い

アマビエを模して作られた「アマビエちょうちん」

アマビエを模して作られた「アマビエちょうちん」

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 「あさひ製菓」(柳井市柳井、TEL 0820-22-0757)が運営する菓子店「果子乃季」インターネット店で現在、「アマビエちょうちん」を販売している。

柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」

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 同商品は、柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」をアマビエ風にデザインしたもの。「金魚ちょうちん」は、割り竹で組んだ骨組みに和紙を貼り、赤と黒の染料で色付けして作られた民芸品。柳井市の白壁の街並みを彩る夏の風物詩として、人々に愛されている。

 同社に所属する金魚ちょうちん職人・倉嶋雅子さんが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で観光客が減少する中、「何かできることはないか」と同商品を開発した。

 桃色と水色の染料で彩られた同商品。大きさは全長18センチ×高さ12センチ。ひし形が特徴的なアマビエの目は、丸い金魚ちょうちんの真ん丸の目をアレンジし、かわいらしい印象に仕上げた。完成までに10パターン試作したという倉嶋さんは「一番こだわったのは、アマビエのうろこの部分。光っているうろこを表現したくて、ちょうちんのおなかの部分に水色の模様を施した」と話す。

 倉嶋さんは「今もなお続く新型コロナの一刻も早い収束を願って一つ一つ丁寧に作った。かわいらしい『アマビエちょうちん』を飾り、柳井の風情を少しでも感じていただけたら」と呼び掛ける。

 価格は1,850円。インターネット店(楽天市場店・yahoo!店)でのみ販売する。

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