周南市の魅力を伝えるシティプロモーション事業の市民参加型ワークショップが8月7日、周南市役所で開かれ、市民や市職員らワーキングチームメンバー約30人が話し合った。
同事業では、「しゅうニャン市プロジェクト」に代わるシティプロモーションとして、市民らでつくるワーキングチームを中心に、周南の魅力を掘り起こし発信、関係人口の創出・拡大を目指す。
チームメンバーは、公募の市民をはじめ、大学生や徳山商工会議所・青年部、周南観光コンベンション協会、徳山駅前図書館、トクヤマなど市内企業・団体、市職員など合わせて34人。
同事業の委託業者である中国四国博報堂(広島県広島市)のスタッフは、新型コロナウイルスの影響により、ビデオ会議での参加となった。
初回となる今回は、中国四国博報堂のスタッフがビデオ会議を使い、プロジェクトのアイデアのヒントを提示。メンバーは5グループにわかれ、一般公募するキャッチコピーやロゴのコンセプト作成や新しいプロモーションの手法について話し合った。
公募で参加した杉原トヨ子さんは「これまで仕事で周南と大阪を行き来していたが、年々寂しくなる街の様子に何とかしなければと思っていた。県内外に知られていない周南の魅力はたくさんあると思うので、掘り起こして広めていきたい」と意気込む。
シティプロモーション課・課長の三浦英樹さんは「意欲のある市民や市職員に集まってもらい、それぞれアイデアを出し合いながら取り組む今回のシティプロモーション。多くの人に周南市を知ってもらい、たくさんの人に愛される周南市を目指していきたい」と話す。
次回ワークショップは8月19日とし、定期的に開催する予定。