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周南・須金でナシ・ブドウ狩り始まる ドライブスルー形式の抽選会も

ブドウを手に来園を呼び掛ける山本さん

ブドウを手に来園を呼び掛ける山本さん

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 周南市北部の「須金ぶどう・梨生産組合」が8月25日、観光農園の営業を始める。

たわわに実る「瀬戸ジャイアンツ」

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 果樹農園16軒で構成する同組合では、ブドウ16ヘクタール、ナシ7ヘクタールを栽培する。同地域の観光農園は「須金フルーツランド」の愛称で親しまれ、ブドウは「巨峰」「ピオーネ」「安芸クイーン」、種無しで皮ごと食べられる「シャインマスカット」「瀬戸ジャイアンツ」など30品種を、ナシは8月上旬から「親水」「幸水」、8月下旬から「二十世紀」「豊水」、9月下旬から「新高(にいたか)」など20品種を提供する。

 8月29日は「なし・ぶどう祭」を開催。毎年、営業開始に合わせ、須磨小学校グラウンドでステージイベントやナシ・ブドウが当たる抽選会などを行っていたが、今年は開催時間を、夜間から日中に変更し、新型コロナウイルス感染症対策として、規模を縮小する。

 恒例となっている木1本分のナシやブドウなどが当たる抽選会は、会場を昨年7月に錦川そばに完成した「須金清流公園」に移し、ドライブスルー形式で開催。梨やブドウ3,000円以上購入につき1枚、抽選引き換え券を配布する。

 山本ぶどう梨園の山本誠治さんは「梅雨の長雨と日照りの影響か今年のブドウは小粒が多いが、味は濃縮されており、おいしい」と話す。「コロナで窮屈な思いをしている人も多いと思うが、開放感のあるブドウ・ナシ園に足を運んでいただいて、家族や友人と秋の味覚を堪能してほしい」と呼び掛ける。

 料金は各園共通。ブドウは入園無料。計量販売する。ブドウ、各1キロ=1,400円~。ナシは入園料1,100円(試食1個と持ち帰り4個含む)。

 イベント開催時間は10時~15時。開園時間は9時~17時。10月中旬まで。

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